しつらえの空間
伝統の知恵に包まれて。
安土桃山時代には贅を尽くしてあつらえた襖がステータスでした。
現代では美術品としての襖から実用的な物へと変化しましたが、
襖紙や引き手など細部に宿るこだわりは、今も昔も空間を華やかにします。
「空間をしつらえる」。
和室の雰囲気は、畳同様に襖の質感に大きく左右されます。
こだわりの抜いた襖は、意も言わせぬ空間を演出し
この上ない空気感につつまれます。
日本の住宅事情と風土にあった機能。
『動く間仕切り』と『保温・調湿効果』
耐久性とデザイン性に富んだ現在の襖は、和室・洋室とスタイルを選ばず快適な居住
空間を演出するのに役立ちます。室内を目的に似合うサイズに変える『動く間仕切り』
としての機能、また、襖は内部の空気層により、優れた保温・調湿効果があります。
畳み同様、先人の英知が感じられます。
お部屋の雰囲気用途に合わせて、コーディネート。
襖紙、引手、縁、襖芯(内部構造)の4つのパーツから成り立っています。
引手を選ぶ
襖のアクセントになる引手は、材質・形状・デザインが豊富で、グレードも様々です。
襖紙を選ぶ
お部屋の雰囲気を左右する襖紙。伝統的な柄やモダンなデザインなど、価格も種類も豊富です。
縁を選ぶ
襖縁の色合いは、襖の印象を大きく変えます。漆塗りを初め現代風の仕上げもございます。
襖芯を選ぶ
本襖・板襖・発泡プラスチック襖・など、伝統的な造りから低コストの素材まであります。
ふすまTOPICS
庶襖は、和風住宅の仕切りとして、平安時代から使用されてきました。
軽く、引違いで動かせ、取り外しが簡単にできる、とても柔軟な建具です。